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Nikon D5000の話

いよいよニコンからD5000が発売されました。
先日、たまたま立ち寄ったニコンプラザ銀座で、Nikon D5000の実機を実際に触ることができました。



どうやら位置付け的にはNikon D90の下でNikon D60の上(後継機ではない)ということらしく、従ってD60も引き続き販売されるようです。

Webのレビュー等を見ると、その多くがバリアングル液晶モニターによる本体寸法の大型化を指摘するものが多かったですが、(私がD200ユーザーだからかもしれませんが)実際に持って構えてみるとコンパクトに手になじむ印象で指摘するほどの”大きい感”を感じませんでした。
ショールームにはD5000の他にもNikon D90とNikon D60の実機もありましたが、パッと見た感じD90とそれほど変わらないなあと思いました。

外観の質感はさすがニコン、エントリーモデルでもチープさを感じませんでしたが、右手のグリップ部分は私には少々小さく感じました。
次に、ファインダーを覗いてシャッターを切ってみた印象は、視界やシャッター音からしても、ああD60的だなあという感じ。
D90と比べるとファインダーの違い(D5000はペンタミラー、D90はペンタプリズム)が強く印象に残るもののエントリーモデルであるし、晴天の屋外など、光の条件がよければ実用的には気にならないかと思われます。



とはいえ、今回のNikon D5000の(きっと)最大の売りは、なんといってもバリアングル液晶モニター!!
調べてみると、2.7型TFT液晶で約23万ドットのバリアングル方式、視野率100%、そして、明るさ調整が可能とのこと。
コンデジなどでは3.0型液晶モニターの機種も存在するが、個人的には十分大きいモニターだなあという印象。
バリアングル用の稼動部分があって2.7型でこの大きさならば十分頑張ったのではないでしょうか?
バリアングルを止めて3.0型にしてしまったら、現時点におけるD5000の個性がスポイルされてしまうから、この判断は正解ではないでしょうか。。。
※後でも書きますが、動画が撮影できる事と液晶モニターがバリアングルであることは密接不可分なのです。

バリアングル液晶モニターが活用されるケースとして、花などをローアングルで撮るような状況でカメラの上部から液晶を覗き込んで撮影する姿勢と、人ごみの後方から万歳の姿勢でカメラを上に掲げて撮る姿勢で撮ってみました。

どちらの場合も、液晶が大きくて輝度もコントラストも十分に高いので、液晶越しでもピントが予想以上にハッキリと確認できたのが印象的でした。液晶モニターの場合は視野率100%だし、正直このカメラの場合はファインダーを覗かずに液晶モニターを見て撮影するスタイルの方が正解かもしれません。
※かつてはコンデジにもファインダーがありました。デジイチにも同じ流れがやってくるのかもしれません。

イメージセンサーは有効1,230万画素CMOSということで、D90と同じですね、プロユースや高速連射など特殊で厳しい条件を要求しないのであれば、画質的には全く上位機種と遜色がないものと想像できます。

あと、D5000のもうひとつの売りである動画撮影は・・・試し忘れてました(汗)
もちろん、動画対応してるので、カメラ本体にマイクとスピーカーの穴が空いています。



そもそもデジタル一眼レフカメラが”一眼レフ”な形をしているのは、フィルムを使った従来のスチルカメラの機能性や進化を継承しているからなのですが、その形状や進化は決して”動画”に適しているとは言えません。
”動画が撮れるスチルカメラ”と”静止画が撮れるビデオカメラ”にもはや明確な境界線は存在しなくなりました。

実際に触ってみてふと思ったのが、上位機種や下位機種との機能や性能を比較しながらこのカメラを評価するのは、そもそも的を外しているのではないだろうか?・・・ということです。
動画を撮ることが無いのなら、たとえバリアングル液晶モニターがあるからといってD5000を選択する理由ってそれほど無いような気がします。

静止画を撮るのなら、時にバリアングルなモニターが活躍することもあるでしょうが圧倒的に活躍の回数が少ないでしょう。
しかし、動画を撮るとなると話は別で、いろいろなアングルに対して長時間撮影姿勢を維持し、時系列の映像の変化を追跡する必要のある動画の場合、ファインダーが固定されていることはもはや致命的な問題なのです。

そういう意味では”動画が撮れるカメラ”は紛れも無くビデオカメラでしかないのですが、
それでも今回ニコンは”動画が撮れるスチルカメラ”をキチンと作り上げました。

今回のD5000の登場によって、写真を撮る人、写真を観る人、写真を語る人、そしてカメラを作る人、その全てに”写真”という概念の変更を余儀なくされるでしょう。

5年もすれば以下のような会話が実際に交わされるかもしれません。
A「実はカメラで風景などの写真を撮るのが趣味なんです。」
B「え、写真?それって動画と静止画のどっちなの?」

個人的には、このD5000の売れ行きや評価がとても興味深いです。。。
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